浅草に1942年に創業した老舗で、食パンとロールパンの専門店「ペリカン」。ここのパンに魅せられて、愛しすぎてしまった人が、三軒茶屋にいます。
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ペリカンのパンの美味しさを最大限に活かすために試行錯誤されたトーストをいただきましたので、ご紹介させていただきます。
この記事のもくじ
浅草ペリカンのトースト専門店「Coffee&toast」の店舗情報
「Coffee&toast」は、2019年5月25日に三軒茶屋にオープンしたコーヒー&トーストの専門店。使用するパンは浅草ペリカンのもののみ。
というより、浅草ペリカンの食パンの美味しさに魅了され、その味わいを最大限活かし、おいしく食べるために研究を重ねた結果が、ここのメニューになっています。
店舗情報
【店名】
【住所】東京都世田谷区三軒茶屋1-5-16(Googleマップが開きます)
【営業時間】9:00〜14:00(売り切れ次第終了)
【定休日】不定休
【Twitter】Coffee&toast 三軒茶屋店(@Coffeetoast2)さん / Twitter
浅草ペリカンの食パンとは
浅草田原町にある食パン・ロールパン専門店「ペリカン」。
創業は1942年で、メニューは食パンとロールパンのみ。オープン前から行列ができ、予約しないと購入できないほどの人気店です。
ペリカンの食パンの特徴は、そのボリューム感。近年ふわっふわした食パンが多いように感じますが、ペリカンの食パンは「みっちり!ずっしり!」が特徴。
中の生地はきめ細かく、ふんわり膨らませるというよりは、どちらかというと焼き固めるようなイメージなんだといいます。
三軒茶屋の「Coffee&toast」には、「浅草のペリカンの食パンが食べたいから来た!」という人も少なくありません。それほどの魅力が、この食パンにはあるのです。
浅草ペリカンのトースト専門店「Coffee&toast」へのアクセス
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国道246号線を背にして、タピオカドリンクの「
三軒茶屋駅から歩いて8分ほど。歩くほど周りにお店が少なくなっていくので不安になるかもしれませんが、思い切って進みましょう!
浅草ペリカンのトースト専門店「Coffee&toast」の全メニュー一覧
Coffee&toastのメニュー
・ペリカントースト:400円(セット600円)
・チーズトースト:500円(セット700円)
・コーヒー:330円
メニューは「ペリカントースト」と「チーズトースト」のみ。単品で食べることもできますし、コーヒー(ホット/アイス)とセットにすることもできます。
しかしご主人いわく、メニューを増やそうか検討中とのこと。もちろんペリカンの食パンを使って。
そのために先日はアメリカはシカゴまで行き、「ペリカンのパンを活かせるレシピはなんだろう!」と、メニュー開発に勤しんでいたとのことです。こだわり方が尋常じゃないです!
候補はいろいろあるらしいです。パンの中を切り抜いて作る「シカゴ風ピザ」や、ピクルスや野菜をふんだんに使った「シカゴ風ホットドック」など、アイデアは様々。今後お店に並ぶのが楽しみです!
浅草ペリカンのトースト専門店「Coffee&toast」の外観・店内・雰囲気
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お店の外観はオシャレなレンガ積みの壁でできていて、初見だと不安になるかもしれません。しかし
重厚な扉があって気負いするかもしれませんが、一度足を踏み入れれば、とても気さくで明るいご主人が迎え入れてくれます!緊張せずに、気軽な気持ちで入りましょう。
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オイスターバーの店舗ということもあり、店内もオシャレなカウンターづくり。綺麗に並ばれたランチョンマットとバターナイフがお出迎えです。
正直、最初はちょっと緊張しました。朝9:30のモーニングを食べに来たんですが、この雰囲気だったので……。
しかし、気さくで明るいご主人の人柄のおかげで、すぐにリラックスできました!そのあとも私の世間話にも付き合ってくださって、とても嬉しかったです。
浅草ペリカンのトースト専門店「Coffee&toast」の実食レポート
オーダーしたのは「トーストセット」。チーズトーストもかなり惹かれたのですが、まずはオーソドックスで王道のトーストを。
このトースト、ただ焼いただけではありません。最高に美味しい状態で提供するために、その日の天候によって焼き時間を調整するほど。妥協がありません。
また、このトーストに似合うバターやチーズにもこだわり抜いたとのこと。
バターにこだわるために、あえてマーガリンを試してみたり。チーズにこだわりすぎて、いっときはチーズが嫌になるほど食べたと、笑いながら話してくださいました。
見た目はただのトーストですが、ひとくち食べれば違いは瞭然!口に入れたときのボリューム感が、見た目以上のインパクトです。ペリカンの食パンの特徴である「ずっしり、もっちり」が120%活かされてる感じ。
生地が細かく、ぎっしり詰まってる感じが、食べた断面からもわかります。トースト一枚ですが、この満足感は普通の食パンとは段違い。
そしてバターがよく合う!芳醇な香りと、ちょうど良いしょっぱさが口の中に広がり、食パンとの相性が抜群でした。
最後にコーヒーをいただき、少しご主人と世間話を交わしてから、お店をあとにしました。控えめに言って、最高に気持ちのいいモーニングタイムとなりました。
新メニューが楽しみすぎる
この日はトーストだけでしたが、チーズへのこだわりを聞いたからには、ぜひ次回はチーズトーストをいただこうと思います。
そして楽しみなのが新メニューの存在。トコトンやるご主人が作り出す次なるメニューが、果たしてどんな形になるのか、わくわくが止まりません。