お店の入れ替わりが激しい三軒茶屋で、僕が学生の頃からずーっと続けている喫茶店があります。
「シャノアール」。
ひとたび足を踏み入れれば、そこはタイムスリップした先のよう。昭和の香りが漂う古き良き喫茶店では、そこで過ごす時間までも、ゆるやかで、穏やかに感じられるのでした。
シャノアールの店舗情報と全メニューリスト
店舗情報
【住所】東京都世田谷区太子堂2-16-5 さいとうビルB1( Googleマップが開きます )
【電話番号】03-3487-4641
【営業時間】7:00~22:00
【定休日】なし
【Wi-Fi】あり
【電源】要相談
以下はシャノアールのメニューリストです。画像をクリックすると、拡大してみることができます。
シャノアールへのアクセスと店内の雰囲気
「シャノアール」は茶沢通り沿いにある喫茶店。「洋服の青山」の隣に位置していて、駅からは歩いて3分ほど。
入り口にはショーウインドウがあり、食品サンプルで作り上げた各種メニューが飾られています。こういう見せ方も、今風ではないですよね。
お店は地下深くにあり、はじめての人は気づきにくい構造になっています。馴染みのない人にとっては、ちょっととっつきにくい雰囲気を感じるかもしれません。
しかし、古くから営業しているお店であるにもかかわらず、汚らしさや古くささはありません。さびれた感じが一切なく、キレイで、堂々と、一昔前のオシャレな空気を感じます。
階段をおりると大きな扉が。壁や扉など、ひとつひとつのアイテムに感じる "レトロ" な心地よさがあります。
お店の入り口からは想像できないほど広い店内。席と席、テーブルとテーブルの間隔が広く、かなり居心地は良いです。ひとりで来ても、友人と来ても、快適に過ごせます。
今どきには珍しく、喫煙席も充実。「分煙」ですが「完全分煙」ではないので、禁煙席がわでも多少タバコのニオイを感じます。苦手な人はちょっと耐えられないかもしれません——。
シャノアールでのモーニングと朝活
シャノアールの店内には無料のWi-Fiがあります。60分を6回つなげますので、かなりゆるりと作業をすることができます。
公に貸し出している電源はありません。しかし店員さんにお伺いすれば、店内のコンセントをお借りできる感じでした。場所は限られますが、もしどうしても必要になったら店員さんに聞いてみましょう。
Wi-Fiあり、電源ありということで、今日の仕事・作業場所はシャノアールに決定。ついでに少し小腹が空いていたので、モーニングもいただきました。
喫茶店のモーニングといえばトースト!これは勝手なイメージですが、自分はこういうときに必ずトーストを頼んでしまいます。
厚切りのトーストにバナーをたっぷり。朝の喫茶店でこれを食べると、非常に心が落ち着くのです。贅沢をいえば、これにゆで卵があれば完璧でした!
三軒茶屋の落ち着ける空間
三軒茶屋には多くのカフェがありますが、シャノアールは馴染みの場所で、とても居心地がいいです。
特に地元にずっと住んでいるおじいちゃん・おばあちゃんには愛されていますね。タバコを吸えることも、その理由のひとつでしょう。
苦手な人は苦手かもしれませんが、ハマる人にはハマる。ぜひ一度、ちょっとレトロな三軒茶屋の雰囲気を味わいに来てみてください。